今回の活動は、6月6日(土)から7日(日)の2日間にわたって実施しました。
初日となる土曜日の昼すぎに、うさぎスカウト(小3)、しかスカウト(小4)、くまスカウト(小5)の全スカウトが集合し、デイキャンプがスタート。夕食や夜のプログラムまでを全員で共に過ごし、夜の解散後からは最年長のくまスカウトのみが現地に残り、一泊キャンプに挑戦するというスケジュールで活動を行いました。
始まりのセレモニー
同日に団広場でボーイ隊もキャンプを予定していたため、セレモニーは合同で行いました。

テント設営
全体セレモニーの後にテントの設営を開始しました。
うさぎスカウトにとっては、今回が初めてのテント設営となります。テントの設営・撤収作業自体が昨年の秋以来ということもあり、リーダーからの説明や指導のもと、手順を一つひとつ思い出しながら進めていきました。

先輩であるくまスカウトやしかスカウトと一緒に、全員で声を掛け合い、協力をしながら暑さの厳しい中でしっかりとテントを完成させることができました。

野外料理と夕食
テント設営の後は、少し早めの夕食準備に取りかかりました。今回のメニューは、みんなが大好きな「チーズ牛丼」とサラダです。うさぎスカウトにとっては、これが初めての野外料理の機会となりました。
組ごとに役割を分担し、調理器具のセッティング、食材のカット、洗米などを手分けして進めました。同時進行で、鍋の煤(すす)対策としてクレンザーを塗る作業や、飯盒(はんごう)でお米を炊くための火起こしにも挑戦しています。マッチや薪を使った火起こしはスカウトたちにとって貴重な経験となるため、周囲の大人は安全管理に徹し、必要最低限の補助にとどめてスカウトたち自身の手で火を育ててもらいました。



ご飯の炊き上がりに合わせて、大きな寸胴でお肉をじっくり煮込み、仕上げにとろけるチーズをたっぷりのせて完成。夕方の心地よい風が吹く中、みんなで協力して作ったボリューム満点のチーズ牛丼を、青空の下で全員で美味しくいただきました。自分たちの組の味を楽しむだけでなく、他の組が作ったものと味見をし合ったり、感想を交わしたりしながら、にぎやかな夕食時間となりました。

食後は、使った道具を綺麗にして元の場所へ戻すというボーイスカウトのルールに従い、全員で協力して調理器具や食器の洗浄、片付けを徹底しました。
夜のプログラム
夕食の片付けを迅速に済ませた後は、夜のプログラムへと移ります。今回は、U字溝に残った暖かな火をカブ隊全員で囲みながら、今後の活動や夏キャンプをさらに盛り上げるための「キャンプソングの練習」を行いました。
火を囲んで全員で声を合わせて歌うことで、隊全体の結束力をより一層高めることができました。
このキャンプソング練習をもって本日のデイキャンププログラムは終了となり、うさぎスカウトとしかスカウトはここで解散、帰路につきました。
くま会議
うさぎ・しかスカウトを見送った後、くまスカウトのみの一泊キャンプがスタートしました。
周囲が静かになった夜のキャンプ場で、くまスカウトたちによる「くま会議」を行いました。会議では、カブ隊の最年長である「くまスカウトとしての役割」とは何か、あるいは「今の自分に足りないものは何か」をそれぞれが真剣に考える時間となりました。
さらに、これから控えている夏キャンプにおいて、自分たちがどのような役割を果たし、組を引っ張っていくべきなのかを再確認しました。くまスカウトとしての自覚と責任感を養う、非常に有意義な時間となりました。
会議の後は、昼間の暑さから一転して涼しい夜風が吹く中、快適な環境の中で就寝を迎えました。
起床とリーダー点検、朝のセレモニー
翌朝、くまスカウトたちは全員元気に起床しました。身支度を整えたあとはリーダーによる健康状態や身の回りの「点検」を受けます。
この点検を受けるためには、全員で大きな声を出してソングを歌わなければならないというルールがあります。スカウトたちは最初こそ声が小さかったものの、歌っているうちに声もだんだん大きくなって行きました。ボーイ隊と合同の朝のセレモニー後に朝食としました。



テント撤収と丸太切りの練習
朝食後は、自分たちが使用したテントの撤収作業に移りました。こちらも設営時と同様に、昨秋以来の作業となるためリーダーの指導のもと思い出しながら進めていきました。実際に体を動かしていくうちに感覚を取り戻し、素早く、また綺麗に折りたたんで袋に収納することができました。



テントの片付けを無事に終えた後は、夏キャンプで作る記念品作成の準備として「丸太切りの練習」に取りかかりました。スカウトたちはノコギリの扱いに注意しながら熱心に励んでいました。

セレモニー・解散
激しくなってきた雨のため、当初予定していたボーイ隊との合同セレモニーや、予定していた各種表彰は急遽スキップすることとなりました。カブ隊のみでおわりのセレモニーを行い、最後は全員でしっかりと「仲良しの輪」を作っての解散となりました。

天候の影響でスケジュールが急きょ変更となり、予定通りに進まない場面もありましたが、それもまた野外活動における貴重な経験です。「臨機応変に行動する」という、キャンプにおいて非常に大切な心構えを学ぶ良い機会となりました。
うさぎスカウトの初めての挑戦から、くまスカウトの責任感ある一泊キャンプ、そして朝の厳しい点検や雨への対応まで、それぞれの成長と次への自信に繋がる、大変実りある活動となりました。
カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。
もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。