ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

計測とハイキング準備

今日の活動は、計測スキルの練習と5月の追跡ハイクに向けた準備に取組んできました。計測スキルとは、自分の身体や身近にあるものを用いて簡単な計測を行うスカウトの基本スキルになります。また追跡ハイクとは追跡ハイキングの略で、通常のハイキングとは内容が異なるものの、スカウトには人気のハイキングになります。

はじまりのセレモニー・ゲーム

まずははじまりのセレモニーから。今日はボーイ隊(小学校6年生~中学校3年生)も同じ敷地内での活動だったので、合同でのセレモニーとなりました。

活動の導入部分として、まずはゲームを行いました。今回は組の団結力が必要なフラフープゲーム。各組でフラフープを人差し指の上側だけで支えながら、目的地までフラフープを運ぶ速さを競ってきました。身長や目線が異なるメンバーでバランスを取りながら上手く進むには、お互いの声掛けや協力が重要になります。どの組も苦労していましたが、声を掛け合って頑張っていました。

計測スキルの練習

続いて計測スキルの練習に入ります。自分の現在の身長や手を広げた時の長さ、ベルトやスカーフ等身に着けている物の長さなど、基準となる物の寸法を1つ1つ測って記入していきました。この寸法を基準寸法として抑えておき、応用編として他の物の長さを計測する時の目安にしていきます。メジャー無しでおおよその距離・長さを測れるのは重要なスカウト技能、カブスカウトではその入門編としての取り組みとなります。

また今現在の自分の歩幅も計測し、その歩幅を基に歩数から距離を推定する歩測の練習にも取組んできました。麻生川沿いの交通量が少ない道で、歩幅を基に50mの距離を計測していきます。先ほど計った歩幅が正確で、その歩幅をキープして歩く事ができれば50m距離の精度の高い計測ができることになりますが、計測結果はスカウトによって結構差が出ておりみな苦労していたようです。その中でも距離が50mに近いスカウトがいたので、活動の最後に表彰となりました。

追跡ハイク準備

計測スキルの練習後は、5月に実施予定の追跡ハイクの準備を行いました。追跡ハイクとは先発隊がサインとなるように残した手掛かりをたどって、組ごとに追跡者がその手掛かりを見ながら進んでいくハイキングになります。そのサインは自然物(石・草・木の棒等)や人工物(ビニルテープ・リボン等)等、その時々で工夫して最適な物を使います。今日はその辺りに落ちている枝や石を使ったサイン例を勉強してきました。

昼食を挟んで、実際の道路でサインを使った移動をしてきました。道に落ちている枝を使って示した進行方向や、行ってはいけない道を示す×印等を置いて、その後で各組でにサインを見ながら進んでいきます。今回は団ハウス廻りの短い距離でしたが、実際の追跡ハイクではもう少し長い距離をスカウトの判断だけで進んでいく事になります。※安全面のため各組には必ず大人が付いて、危ない場面が生じないようにしています。

計測スキルの続き

続いて計測スキルの続きに取組みました。午前中に計測した自分の体や身に着けている物の寸法を基準にして使い、団ハウス敷地内の指定された物の長さを推定していきます。

指定された対象を組別に計測しそれを隊長に報告。最後は答えを発表し組別対抗で数値を競ってもらいました。どの組も正しい寸法に迫る寸法を出してきたほか、ぴったり寸法を出す組もいるなど、素晴らしい活躍でした。1つの基準尺を元に他の物の長さを測るという考え方、経験はこれからも大事な考え方・スキルになってきますので、いい経験になったと思います。

最後は午前中に実施した50m距離の歩測を再度行いました。同じスタート地点だと場所を覚えているので、スタート地点を少し変えて実施しました。みな試行錯誤して頑張りましたが、計測の結果、1回目と2回目の優秀スカウトが同じになる結果でした。素晴らしい活躍だったと思います。

ゲーム

計測スキルの練習後は組対抗のモルックで遊んできました。モルック(投げる用の木の棒)を投げて、倒れたスキットル(地面に置いた木の棒)を倒して点を取っていくゲームになります。

終わりのセレモニー

最後は終わりのセレモニー。チャレンジ章(カブスカウトが家庭内で取組む選択科目)の表彰のほか、ゲーム・計測の優秀スカウトおよび優秀組の表彰を行ってきました。今日は表彰対象がたくさんあり、多くのスカウトの表彰をすることができました。みんな本当によく頑張ったと思います。

最後は仲良しの輪をして解散。暑い中、一日お疲れ様でした。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。 

新年度最初の活動 -基本訓練-

今日は新年度最初の活動です。活動内容は集合・整列の仕方や、ソング・ロープワーク等の基本訓練。カブ隊の活動では1年を通じて様々な活動を行いますが、プログラムやその時の状況に応じた適切な集合を毎回行う必要があるとともに、要所要所でのソング、ロープワークは基礎的なスキルとなるので、この基本訓練がとても大切になります。

集合・始まりのセレモニー

うさぎスカウト(新3年生)はカブ隊に上進して初めての活動なので、一つ一つ確認をしながら進めていきます。まずはいつものカブコールから。カブコールとは、カブ隊の隊集会でセレモニーとして最初に行うものになります。

続いて整列し、国旗掲揚。今日の活動内容について隊長からスカウト達に説明し、活動開始です。今日は4月とは思えないような朝から暑い一日でしたが、頑張って活動をしてきました。

基本訓練

基本的な動作の練習をしていきました。カブスカウトの表彰(活動中に成績優秀だった組やスカウト個人に対して表彰をすること)で使う「回れ右」動作や、国旗の畳み方について、一つ一つ手足を動かして練習してきました。

今日はカブスカウトの先輩であるボーイ隊(小学校6年生~中学校3年生)のスカウトがデンコーチとして各組に1名づつ付いてもらい、指導にあたってくれました。特にまだ慣れていないうさぎスカウト(新3年生)に対しては一挙一動丁重に説明し、うさぎスカウトもはじめての事で慣れておらず少し苦労していましたが、1つ1つ真面目に取り組んでいたのが印象的でした。

続いてソングの練習です。ボーイスカウト全般のことですが、隊集会等では要所要所でソングを歌うことが多いので、その練習にも取り組んできました。暑い日でしたし最初はなかなか声が出ず小さかったのですが、やっていくうちにメロディーを覚えて段々と声が出てくるようになっていました。みな頑張っていたと思います。

昼食

午前中の基本訓練を終えて、お待ちかねの昼食時間となりました。各組で椅子とテーブルを出して、組ごとに分かれて持ってきたカブ弁(おにぎり弁当)を楽しみました。暑い日だったので、なるべく日陰を探して食べるようにしています。

ゲーム

カブ隊の活動では、合間合間で遊びの要素を取り入れたゲームも行います。ゲームの中身はその都度変えていきますが、今日はモルックと尻尾取りで遊んできました。遊びながら自然と仲間と協力する事、ルールを守る事等を覚えていきます。気温がどんどん上昇し暑い1日でしたが、みな和気藹々と楽しんでいました。

ロープワーク

ボーイスカウト活動ではロープワークがとても大切なスキルになりますので、その練習にも取組んできました。ロープワークは少しやるだけではなかなか覚えられないので、みな苦労している様子でした。繰り返しやって体で覚えていくスキルになりますので、今日だけではなく、今後も繰り返しながら体得していく事になります。

終わりのセレモニー

最後の終わりのセレモニーでは、頑張りが認められたスカウトや組に対して表彰を行いました。今日はチャレンジ章(カブスカウト課程の選択科目)に取組んでクリアしたスカウトと、昼1番のモルックの優秀組、尻尾取りの優秀スカウトが対象となりました。表彰されたスカウトもそうでなかったスカウトも、暑い中みなよく頑張ったと思います。

チャレンジ章の表彰

優秀組の表彰

優秀スカウトの表彰

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。  

新年度に向けて 上進・入隊式

今日は午前中が2024年度活動に向けての上進・入隊式、午後は桜祭りで楽しむ活動でした。各隊で最年長だったスカウト達は上進・入隊式を終えて次の隊へ上進していく事になります。今年度は新3年生8名がビーバー隊から新しくカブ隊に、新6年生5名がカブ隊からボーイ隊へ上進しました。

セレモニー前

上進・入隊式前に、まずは人数確認。組長から指導者へ、出席スカウトの全員がいることを報告します。ボーイ隊へ上進する組長にとっては、これがカブ隊では最後の組長の仕事になりました。

また現在の組で獲得した優秀組章を、組のみんなで山分けしました。組旗についている優秀組章を外して、同じ組のメンバーでお互いに話し合いながら、好きなものを選んだり譲ったりして山分けしていきます。同じメンバーで優秀組章の分け前を話し合う事はこれが最後となり、それが少し寂しくもありますが、またそれぞれが新しい環境で頑張っていく事になります。

上進・入隊式

今年度の上進・入隊式がはじまりました。普段の活動は隊別に行いますが、今日は団行事のため、川崎53団の全スカウトが集まっての活動となります。3月末とは思えない天気(最高気温26.9℃)と高温の日だったため、適宜休憩・水分補給をしながら上進・入隊式を進めてきました。

国旗掲揚後、予定されている項目を順次進めていきます。各隊の今年度の指導者等の紹介の後、各スカウトの表彰や上進に進みました。

カブ隊に関わる範囲のみ記載すると、まずチャレンジ章(カブ隊課程における選択課目)取得者の表彰を行いました。各チャレンジ章の項目をクリアするために主に各家庭で取組んだ内容を指導者が見て、クリアできていると判断されたスカウトに対し、表彰を行っていきます。

続いてビーバー隊からカブ隊へビックビーバー(新三年生)の引き渡しが行なわれました。ビーバー隊隊長に呼ばれ前に出たビックビーバーが、試練の縄(地面に敷かれた縄の事です)を通ってカブ隊隊長の元へ進んでいきます。※試練の縄と言っても難しいものでなく儀式のようなものになっています。

続いてカブ隊の上進スカウトにも試練の縄を超えてもらい、カブ隊からボーイ隊への引き渡しが行われました。年齢が上がっているので縄の高さがさっきより高くなっていますが、元気よく思いっきり飛んだり慎重に渡ったりと、スカウトそれぞれの判断で、試練の縄を超えて進んでいました。

その後は新しい組の組長・次長の任命を行いました。隊長から新しい組長・次長に任命証を渡し、隊の全員へ紹介していきます。これで正式に新しい組での活動に移行することになります。

カブ隊へ上進したビーバースカウトはその間にカブ隊の制服に着替えて、全員の前でカブ隊の「やくそく」と「さだめ」を述べることで、正式にカブ隊への入隊となります。この場のためにみんな頑張って内容を覚えてきて、保護者と他のスカウト達の前で立派に誓うことができていました。新三年生、全員立派だったと思います。

続いて保護者の方々からカブ隊で使うカブブックなどを直接もらい、新しいカブ隊に新メンバーが加わることになりました。これからの活躍が楽しみです。

また新6年生のスカウトは全員の前で「ちかい」と「おきて」を述べて、正式にカブ隊からボーイ隊へ上進することになりました。その様子は流石に6年生。堂々とした立ち振る舞いでした。皆とても立派だったと思います。

同じ隊の中で学年が上がるスカウト、上進するスカウト、みんな成長が楽しみですね。これからも色々な事に挑戦していって欲しいと思います。

ビーバー隊からの上進スカウトを加えて新組長・次長の下、組別に整列しました。カブ隊は今年一年間、この新しいメンバーで活動していくことになります。

食事

上進・入隊式の後は、各自で持ってきた弁当で昼食時間となります。組別にテーブル・椅子を協力して準備し、昼食の準備をしていきます。学校生活と同じで、こういう所で団体行動の基礎をつけていきます。

桜祭り

昼食のあとは、例年通り桜祭りとなりました。近年は桜の開花が早く例年であれば桜満開の時期のはずでしたが、今年は残念ながらまだ蕾という状態。桜の開花に合わせてとはいきませんでしたが、団ハウス敷地内の桜祭りで楽しんできました。

桜祭りではストラックアウト、スイカ割(ビーチボール)、前日に指導者達がロープワークで組んでくれた信号塔・ブランコ等の外遊びでそれぞれ楽しんでいました。

木材と丈夫なロープがあれば、信号塔とブランコのような仮設構造物をかなり丈夫に組み立てることができます。このような強度の出るロープワークはボーイスカウト活動の中で学んでいきます。カブ隊で体得するロープワークではこのような強度の高い構造物を組むところまではいきませんが、まずは基本からという事で、修得課目の中でその前の基本的なロープワークを体得していくことになります。

また例年のことながら、綿あめ製造機の出陣です。スカウトだけではなく、大人も頂いてしまう人気ぶりでした。

終わりのセレモニー

最後に終わりのセレモニーを終えて、隊ごとに分かれて解散となりました。次の活動からは各隊別に分かれて、それぞれ別のエリアで、様々な活動をしていくことになります。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。                              

くまスカウトさよならパーティ

今日は現行のカブ隊編成の今年度最後の活動です。最後の活動は1年間組のみんなを引っ張ってくれたくまスカウトへの感謝を込めて、さよならパーティとなりました。ゲームで遊んだり、くまスカウトの好きなおかずチョイスした昼食など、みんなが楽しい時間を好きなように過ごせるような、今日はそんな特別な活動としました。

はじまりのセレモニー

まずははじまりのセレモニーから。セレモニー終了後、くまスカウト(5年生)は大人と昼食のおかず買い出しへ出発し、しかスカウト(4年生)・うさぎスカウト(3年生)は団ハウスに残り一旦別の活動をしながらクマスカウトを待つ形になりました。

くまスカウトによる昼食副菜の買い出し

くまスカウトによる昼食おかずの買い出しメニューは、メニューなどをくまスカウト同士で相談しながら、くまスカウトの好きなものを選んでスーパーで買ってもらいました。今日は特別な活動。自分達の好きなものを選んでいいので、とても楽しそうな様子。好きなおかずだけではなく、ジュース・お菓子類も購入してきました。

来年度組編成の発表・外遊び

くまスカウトが買い出しに行っている間、残ったメンバーには来年度の組編成、新しい組の組長・次長の発表を行いました。次回の活動が上進・入隊式になるので、式が終わり次第、発表された新しい組で活動をしていくことになります。

組編成発表後は組対抗のモルック等の外遊びをしながら、買い出しに行ったくまスカウトを待ちました。

くまスカウトと合流

くまスカウトによる昼食おかずの買出しが終わり、スーパーから戻ってきました。買ってきたおかずは唐揚げや餃子、大学芋など全て美味しそうな素晴らしいチョイス。昼食時間が楽しみです。

くまスカウトと合流した後は、おのおのが好きな遊びで楽しむ時間帯となりました。持ち寄ったカードゲームや電子携帯ゲーム等で、和気藹々と遊びんできました。このメンバーで一緒の時間を活動するのも今日が最後。笑いの絶えない時間を過ごしていました。

お楽しみの昼食タイム

正午近くなりお楽しみの昼食タイム。くまスカウトがチョイスしてくれたおかずを大人たちが配膳し、それぞれが持ってきた米やおにぎりと合わせて昼ごはんとしました。どのおかずもみんな美味しそうですね。くまスカウト、本当にナイスチョイスです。

いつもは組ごとにテーブルを分けて昼食をとっていますが、今日だけはテーブルをくっつけて、和気藹々と一緒に食事を楽しんできました。

午後の遊び

昼食後も完全に自由時間とし、おのおのが好きな遊びを自由に楽しんできました。スカウト達はそれぞれ好きなカードゲームで遊んだり、電子携帯ゲームで遊んだり、野球を始めたりと、自由に楽しく時間を過ごしていました。

終わりのセレモニー

楽しい時間はあっという間に過ぎて、終わりのセレモニーの時間が近づいてきました。今日はみんなそれぞれ全力で、好きな遊びを堪能した1日となったと思います。

カブ隊を卒業するくまスカウトに前に並んでもらい感謝の意を伝え、隊長からみんなからの寄書きが書いた色紙を渡して拍手でくまスカウト達を送り出してきました。寄書きはこれまでの活動中の途中途中でみんなで書いたものになります。

また同時に、年功章(カブスカウトの加盟登録機関満1年ごとに授けられる章)の授与も行いました。上進するくまスカウト(5年生)は上進したボーイ隊の制服に、しかスカウト(4年生)、うさぎスカウト(3年生)は次回以降の活動から制服に年功章をつけて臨む事になります。

国旗を降納し、楽しかったさよならパーティはこれにて終了となりました。次回の活動は上進・入隊式になります。現在のくまスカウトは上進してボーイ隊(小学校6年生~中学校2年生)へ、その他のカブスカウトはビーバー隊(年中~小学2年生)からの上進メンバーを加えて、新しい場所・メンバーで活動をしていく事になります。

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くまスカウトのみんなには、今のくまスカウトがカブ隊に上進した時期はまだコロナ禍の最中、最初の年は楽しみにしていた夏キャンプも中止となり残念な思いをさせて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そのような環境の中でも、元気にカブスカウト活動を楽しみ、また途中参加のスカウトも含めて同学年のきずなを強めてくれた姿には、リーダー達も励まされました。この場を借りて改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。卒業するくまスカウトは皆それぞれの強み・良い所がたくさんあるスカウト、これからもそれぞれの長所を活かして活躍してもらうと同時に、これからも同期の繋がりを忘れず、仲良く成長してくれることを願っています。

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カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望がありましたら是非こちらまでご連絡ください。 

高尾山登山

本日の活動は高尾山登山に行ってきました。この時期の高尾山はちょうど梅の開花の季節。お花見を兼ねた登山へ出発です。

集合・移動

新百合ヶ丘から高尾山までは乗り換えが多く時間がかかるので、いつもの活動よりも早めに駅に集合しました。全員集合・整列完了後に、公共交通機関で高尾山を目指します。

高尾山口駅到着

電車を数回の乗り換えて高尾山口駅に到着。案内図を見ながら今日の登山コースを説明し、いざ登山開始です。

稲荷山コース

高尾山には色々な登山コースがありそれぞれに魅力がありますが、登りは稲荷山コースを選択しました。スタートからコース中間展望台までは急な坂道が続きます。いきなり急勾配が続くのできついところですが、適宜休憩を挟みながら、一歩一歩進んでいきました。

大人数でスペースをとる一行なので、途中途中の休憩は他の登山者に迷惑のかからないように、まとまったスペースを見つけて取るように進んでいきます。

稲荷山コースは多くの部分がリニューアルされ、長い木のステップが続く歩きやすいコースになっていました。勾配自体はやや急な所が多いものの、木のステップが整備されたおかげで木の根に足を取られることなく、比較的スムーズに登っていくことができました。

展望台

しばらく歩いて、稲荷山コースの中間の展望台でもひと休憩。展望台からの景色を楽しんだ後、ここではシルバコンパスの使い方を復習してきました。展望台から見える東京スカイツリーが自分のいる位置から何度の方向にあるのかを測定したりと、シルバコンパスの使い方を復習してきました。

山頂へ向けて出発

展望台でひと休憩後、再び山頂を目指します。展望台からのコースは比較的なだらかなコースが続きますが、山頂が近づくとまた勾配が急になっていきます。最後はみな息を切らしながら頑張って歩いていました。

つらい坂道が続きましたが、一歩一歩進んでいくことで、ようやく空が開けてきました。山頂までもう少しです。

山頂

ついに山頂に到着。山頂から冠雪した富士山が奇麗に見える、素晴らしいシュチエーションです。頑張ったかいがありました。

すぐさまお弁当…といきたいところですが、ボーイスカウト活動なのでただ漠然と山を登るだけではなく、色々な知識も吸収していきます。山頂には二等三角点があるので、そもそも三角点とは何か?何に使うのか?などを隊長からカブスカウトに説明し、知識の向上を図りました。

三角点の説明後にはお待ちかねの昼食タイム。山頂でレジャーシートを敷いて、青空の下でカブ弁(おにぎり弁当)を食べてきました。晴れた山頂で食べる食事は何度味わっても格別の味ですね。

下山

昼食後は高尾山薬王院仏舎利塔へ寄りながら、1号路で下山しました。ケーブルカーやリフトは使わず、登りも下りも自分の足だけで進みます。

仏舎利塔は1号路下りの途中にあります。この仏舎利塔ボーイスカウト日本連盟と縁があるので、縁の由来等をスカウト達に説明し、ここでも知識向上を図っています。

※詳細はここで書くと長くなるので、興味のある方はここからお願いいたします。http://www.scout802.jp/old/katsudo_shoukai/district_2008/080406_bussyari.html

ボーイスカウト連盟と縁がある仏舎利塔のため、この近辺では植樹活動がされているようです。記念植樹の像も立っており、ボーイスカウト活動と縁が深い場所になっているようです。

途中休憩を挟みながら、高尾山ふもとまで怪我することなく戻ってくる事ができました。ふもとでは梅の花が奇麗に開花しており、春の訪れが近い事が感じられる活動となりました。

帰りは高尾山口駅からまた公共交通機関を乗り継ぎ帰り、それぞれの最寄り駅で降りながら解散となりました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望がありましたら是非こちらまでご連絡ください。 

じゃがいも種芋植えと手旗訓練

本日の活動は団ハウス敷地内畑へのじゃがいも種芋植えと、手旗訓練を行ってきました。前半のじゃがいも種芋植えは団の全体行事なので、ビーバー隊(年中~小学2年生)、ボーイ隊(小学校6年生~中学校2年生)と合同での活動となりました。

集合・整列

まずは全体集合と整列後、はじまりのセレモニーから。団委員長からの挨拶やチャレンジ章(カブスカウト課程の選択科目)の表彰を行いました。セレモニー終了後に、いよいよ種芋植えの開始です。

じゃがいも種芋植え

種芋を植える前に種芋を植える深さや土被りの量等、スカウト達に説明をしていきます。深く埋めすぎると発芽が遅くなりますし、土被りが浅いと日光の影響が大きくなり美味しい芋ができないため、ここは非常に大事なところ。

スカウト達に植え方について周知後、ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊で並んで一気に種芋を植えていきます。マルチ(保温 ・保水 ・養分流出防止 ・雑草防除のためビニール)は事前に張っておき種芋を植える穴も空けておいたので、スカウト達がマルチの穴部分の土を掘って芋を植えて土を被せる、という順番で作業を進めていきます。

スカウト達はお互いに協力して、楽しみながら種芋を埋めていました。毎回の事ですが、土に触れながら色々と感じるという経験は、子供たちにとってはやはり純粋に夢中になれる活動のようですね。

今日は晴天でぽかぽかした暖かい1日でした。まさに土をいじるのに適した、とてもいい農作業日和となりました。ここ最近は寒い日が多かったので、天候に恵まれました。

全員の協力により、無事種芋植えを終了することができました。種芋植え後は使った道具(シャベル等)を洗って後片づけをし、今日の農作業は終了となります。今後は雑草の除去や水やり等、畑の手入れをしながら6月の収穫祭を待つことになります。

終わりのセレモニー・ゲーム

種芋植え作業後は終わりのセレモニーを行い、その後は隊ごとに分かれての活動となりました。

カブ隊の活動では、活動中に適宜遊びの要素を入れたゲームをよく行います。今日のゲームはモルック。モルック(投げる用の木の棒)を投げて、倒れたスキットル(地面に置いた木の棒)を倒して点を取っていくゲームになります。組対抗で勝負をして楽しんできました。モルックは誰でも簡単に楽しめて体格差が影響しないスポーツなので、学年差や性別の違いで体の大きさが違っても、一緒に楽しめる活動となっています。

手旗訓練

ゲームで楽しんだ後は手旗訓練に入ります。手旗信号とは紅白それぞれの旗を使い、望遠鏡・双眼鏡などで見える範囲で遠方への通信を行う視覚通信手段です。通信手段が発達した現代では日常生活で使用することはありませんが、通信設備がない環境や災害等で通信が遮断されるような環境等においては有用性が高いため、現代でも世界中で使用されているものになります。

ボーイスカウト活動においては手旗は大切なスキルの1つとなっているため、基本の型を繰り返し訓練し、体で覚えるように活動をしてきました。

午後の活動

カブ弁(各家庭で作ってもらったおにぎり弁当)を食べた後、午後の活動に入ります。まずはゲームから。午後のゲームはペタンクで楽しんできました。ペタンクとは赤い目標球(ビュット)に,ブール(重いボール)を投げ合って,相手より近づけることで得点を競うゲームとなります。ペタンクもモルックと同じで、誰でも簡単に楽しめて体格差が影響しないスポーツですので、スカウト全員で一緒に楽しめる活動となっています。

ゲームで楽しんだ後はまた手旗訓練を行いました。各スカウトの名前を手旗で示す訓練を繰り返して、体で覚えるように活動をしてきました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

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凧揚げハイキング

本日の活動は凧揚げハイキングです。1月末に団ハウスで作った凧を持って、小田原まで行き凧揚げとハイキングの両方を楽しんできました。

集合・移動

小田原までは距離があり移動に時間がかかるので、いつもより少し早く新百合ヶ丘駅に集合しました。整列後、電車で小田原まで移動します。

小田原到着

新百合ヶ丘駅から一時間ほどで小田原駅に到着。そこから凧揚げ場の海辺までハイキングしながら向かいます。

海辺までのハイキングでは小田原城の横や、現在の小学校には置いていない場合が大半のようですが、二宮尊徳像を祭っている報徳二宮神社等を通りました。途中途中で歴史的な事を説明して勉強をしながら、海岸を目指していきます。

ハイキングコース途中の総構(小田原北条氏が豊臣秀吉との合戦に備えて、小田原城とその城下を囲って築いた総距離9Kmにも及ぶ大規模な堀と土塁)にも立ち寄ってきました。この土塁がどのようなもの中を説明して歴史の勉強をしながら、海辺を目指しました。

総構の土塁跡は街中に自然な形で保存されており、歩いているだけで歴史が感じられます。ハイキングをしていてとても楽しいコースでした。

海辺到着

2㎞ほど駅から歩いて凧揚げ場の海辺(御幸の浜)に到着。目の前には一面の海が広がり、とても気持ちのいいシュチエーションです。

さっそく凧揚げ…とも思いましたが、今日は海岸沿いとは思えないあいにくの微風…。スカウト達にとっては海で遊びたい気持ちや威力が強すぎるということもありますが、凧揚げよりも海辺遊びの方に夢中になっていました…。波から逃げたり石を集めて堤防を作ったり、貝を集めたりと、みな思い思いの遊び方で楽しんでいました。

もちろんせっかく作った凧なので、凧揚げにも取り組んできました。ただずっと微風のままで風が強まる事がなかったので、残念ながら結局あまり高く凧を揚げることはできませんでした。自ら走り回って、何とか凧を揚げるような感じで頑張ってきました。

昼食

昼食は横一列になって海を眺めながら食べてきました。波の音を聞きながら食べるおにぎりは格別の味で、とても贅沢な昼食タイムとなりました。

ハイキング再開

午後の活動は海辺から離れて、途中途中でスタンプラリーをしながら、また小田原城を目指しました。

スタンプを押している様子

小田原城に到着。園内はちょうど梅が満開の時期でとても奇麗でした。

組毎に分かれての移動となりました。場内の色々な展示物を一つ一つ見ながら、天守閣を目指します。

天守閣からは相模湾と市内の様子が一望できました。こうして見ると、小田原城天守閣からは相模国の広い範囲が見渡せたという事が実感できますね。

天守閣からの景色を楽しんだ跡は城を離れて小田原駅まで移動し、帰路につきました。また駅にもスタンプラリーのスタンプがあったので、駅で最後のスタンプをして完成となりました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

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