ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

高尾山登山

本日の活動は高尾山登山に行ってきました。この時期の高尾山はちょうど梅の開花の季節。お花見を兼ねた登山へ出発です。

集合・移動

新百合ヶ丘から高尾山までは乗り換えが多く時間がかかるので、いつもの活動よりも早めに駅に集合しました。全員集合・整列完了後に、公共交通機関で高尾山を目指します。

高尾山口駅到着

電車を数回の乗り換えて高尾山口駅に到着。案内図を見ながら今日の登山コースを説明し、いざ登山開始です。

稲荷山コース

高尾山には色々な登山コースがありそれぞれに魅力がありますが、登りは稲荷山コースを選択しました。スタートからコース中間展望台までは急な坂道が続きます。いきなり急勾配が続くのできついところですが、適宜休憩を挟みながら、一歩一歩進んでいきました。

大人数でスペースをとる一行なので、途中途中の休憩は他の登山者に迷惑のかからないように、まとまったスペースを見つけて取るように進んでいきます。

稲荷山コースは多くの部分がリニューアルされ、長い木のステップが続く歩きやすいコースになっていました。勾配自体はやや急な所が多いものの、木のステップが整備されたおかげで木の根に足を取られることなく、比較的スムーズに登っていくことができました。

展望台

しばらく歩いて、稲荷山コースの中間の展望台でもひと休憩。展望台からの景色を楽しんだ後、ここではシルバコンパスの使い方を復習してきました。展望台から見える東京スカイツリーが自分のいる位置から何度の方向にあるのかを測定したりと、シルバコンパスの使い方を復習してきました。

山頂へ向けて出発

展望台でひと休憩後、再び山頂を目指します。展望台からのコースは比較的なだらかなコースが続きますが、山頂が近づくとまた勾配が急になっていきます。最後はみな息を切らしながら頑張って歩いていました。

つらい坂道が続きましたが、一歩一歩進んでいくことで、ようやく空が開けてきました。山頂までもう少しです。

山頂

ついに山頂に到着。山頂から冠雪した富士山が奇麗に見える、素晴らしいシュチエーションです。頑張ったかいがありました。

すぐさまお弁当…といきたいところですが、ボーイスカウト活動なのでただ漠然と山を登るだけではなく、色々な知識も吸収していきます。山頂には二等三角点があるので、そもそも三角点とは何か?何に使うのか?などを隊長からカブスカウトに説明し、知識の向上を図りました。

三角点の説明後にはお待ちかねの昼食タイム。山頂でレジャーシートを敷いて、青空の下でカブ弁(おにぎり弁当)を食べてきました。晴れた山頂で食べる食事は何度味わっても格別の味ですね。

下山

昼食後は高尾山薬王院仏舎利塔へ寄りながら、1号路で下山しました。ケーブルカーやリフトは使わず、登りも下りも自分の足だけで進みます。

仏舎利塔は1号路下りの途中にあります。この仏舎利塔ボーイスカウト日本連盟と縁があるので、縁の由来等をスカウト達に説明し、ここでも知識向上を図っています。

※詳細はここで書くと長くなるので、興味のある方はここからお願いいたします。http://www.scout802.jp/old/katsudo_shoukai/district_2008/080406_bussyari.html

ボーイスカウト連盟と縁がある仏舎利塔のため、この近辺では植樹活動がされているようです。記念植樹の像も立っており、ボーイスカウト活動と縁が深い場所になっているようです。

途中休憩を挟みながら、高尾山ふもとまで怪我することなく戻ってくる事ができました。ふもとでは梅の花が奇麗に開花しており、春の訪れが近い事が感じられる活動となりました。

帰りは高尾山口駅からまた公共交通機関を乗り継ぎ帰り、それぞれの最寄り駅で降りながら解散となりました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望がありましたら是非こちらまでご連絡ください。