ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

秋の紅葉ハイキング

本日の活動は秋の紅葉ハイキングです。今年は関東大震災後100年という節目に当たるため、震生湖(関東大震災で渋沢丘陵の一部が崩れ、谷がせき止められてできた湖)を通るハイキングコースを計画をしました。小田急線秦野駅~震生湖~頭高山(渋沢丘陵の里山)~小田急渋沢駅に至る計約12㎞コースになります。

新百合ヶ丘駅集合・出発

新百合ヶ丘駅に集合し、電車で秦野駅まで移動開始。電車内では騒がず、乗車マナーに注意しながら静かに移動します。

秦野到着・移動

秦野駅到着後、各組に分かれて移動を開始しました。各組には震生湖までの道のりのヒント(途中途中で見える景色の写真・簡単な図)が書かれた地図を渡し、スカウト達はそれを見ながら進んでいきます。完璧な地図ではなく断片的な道のヒントが書かれた資料を渡す事で、自分達で考えながら相談して決めていく体験をさせるようにしています。※ただし危険が無いように必ず大人が付き添っています。

駅から少し歩くと震生湖の看板がありました。分かりやすいですね。

街を抜けて丘陵を少し歩くと、景色が一気に広がってきます。あいにくの曇天でしたが、それでも一気に空が広がり、開放的な景色を楽しむことができました。遠くの山々が紅葉しているのも見えました。

震生湖到着

途中で少しだけ道に迷い間違えつつも、スカウト達が自分達の力で地図を読み解いて、無事震生湖に到着することができました。

到着後は震生湖の成立ち等を説明し、社会勉強もしてきました。

震生湖の紅葉はまだ少し時期が早かったようですが、木々は染まり始めており、川崎市内ではなかなか見れない風景を楽しむ事ができました。

震生湖からの移動

湖の風景を楽しんだ後は、表丹沢と向き合うように佇む頭高山まで移動開始です。標高は303mと決して高い山ではありませんが、展望がよいハイキングコースとして古くから親しれているコースになります。

晴天とはいかないものの、曇天の中でも徐々に青空が見え始めてきました。気温も徐々に上がってきたので、気持ちよくハイキングをすることができました。

頭高山到着

途中で昼食をとった後、頭高山の山頂に到着。山頂には頭高山の歴史等が書かれた看板がありましたので、歴史の勉強もしてきました。

山頂でもまだ紅葉は全体的に染まりきってはいませんでしたが、奇麗に紅葉している木も見られました。秋の深まりを感じますね。

帰路

小田急渋沢駅に向かう帰路の途中では、「かながわの名木100選」に選ばれている杉の大木を見に、大木のある白山神社にも寄ってきました。

いざ目の前に立ってみると、とてつもなく立派な巨木でした。調べてみたところ、高さ46m幹回り5m・推定樹齢600年の大木ということで、600年前というとちょうど八代将軍徳川吉宗の時代になります。本当に立派な巨木で驚きました。

駅到着

渋沢駅到着後、電車で帰路につきました。団体行動になるので、帰りも電車内では騒がず、乗車マナーに注意しながら帰ります。新百合ヶ丘駅到着後、解散となりました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。