ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

新年度に向けて 上進・入隊式

今日は午前中が2024年度活動に向けての上進・入隊式、午後は桜祭りで楽しむ活動でした。各隊で最年長だったスカウト達は上進・入隊式を終えて次の隊へ上進していく事になります。今年度は新3年生8名がビーバー隊から新しくカブ隊に、新6年生5名がカブ隊からボーイ隊へ上進しました。

セレモニー前

上進・入隊式前に、まずは人数確認。組長から指導者へ、出席スカウトの全員がいることを報告します。ボーイ隊へ上進する組長にとっては、これがカブ隊では最後の組長の仕事になりました。

また現在の組で獲得した優秀組章を、組のみんなで山分けしました。組旗についている優秀組章を外して、同じ組のメンバーでお互いに話し合いながら、好きなものを選んだり譲ったりして山分けしていきます。同じメンバーで優秀組章の分け前を話し合う事はこれが最後となり、それが少し寂しくもありますが、またそれぞれが新しい環境で頑張っていく事になります。

上進・入隊式

今年度の上進・入隊式がはじまりました。普段の活動は隊別に行いますが、今日は団行事のため、川崎53団の全スカウトが集まっての活動となります。3月末とは思えない天気(最高気温26.9℃)と高温の日だったため、適宜休憩・水分補給をしながら上進・入隊式を進めてきました。

国旗掲揚後、予定されている項目を順次進めていきます。各隊の今年度の指導者等の紹介の後、各スカウトの表彰や上進に進みました。

カブ隊に関わる範囲のみ記載すると、まずチャレンジ章(カブ隊課程における選択課目)取得者の表彰を行いました。各チャレンジ章の項目をクリアするために主に各家庭で取組んだ内容を指導者が見て、クリアできていると判断されたスカウトに対し、表彰を行っていきます。

続いてビーバー隊からカブ隊へビックビーバー(新三年生)の引き渡しが行なわれました。ビーバー隊隊長に呼ばれ前に出たビックビーバーが、試練の縄(地面に敷かれた縄の事です)を通ってカブ隊隊長の元へ進んでいきます。※試練の縄と言っても難しいものでなく儀式のようなものになっています。

続いてカブ隊の上進スカウトにも試練の縄を超えてもらい、カブ隊からボーイ隊への引き渡しが行われました。年齢が上がっているので縄の高さがさっきより高くなっていますが、元気よく思いっきり飛んだり慎重に渡ったりと、スカウトそれぞれの判断で、試練の縄を超えて進んでいました。

その後は新しい組の組長・次長の任命を行いました。隊長から新しい組長・次長に任命証を渡し、隊の全員へ紹介していきます。これで正式に新しい組での活動に移行することになります。

カブ隊へ上進したビーバースカウトはその間にカブ隊の制服に着替えて、全員の前でカブ隊の「やくそく」と「さだめ」を述べることで、正式にカブ隊への入隊となります。この場のためにみんな頑張って内容を覚えてきて、保護者と他のスカウト達の前で立派に誓うことができていました。新三年生、全員立派だったと思います。

続いて保護者の方々からカブ隊で使うカブブックなどを直接もらい、新しいカブ隊に新メンバーが加わることになりました。これからの活躍が楽しみです。

また新6年生のスカウトは全員の前で「ちかい」と「おきて」を述べて、正式にカブ隊からボーイ隊へ上進することになりました。その様子は流石に6年生。堂々とした立ち振る舞いでした。皆とても立派だったと思います。

同じ隊の中で学年が上がるスカウト、上進するスカウト、みんな成長が楽しみですね。これからも色々な事に挑戦していって欲しいと思います。

ビーバー隊からの上進スカウトを加えて新組長・次長の下、組別に整列しました。カブ隊は今年一年間、この新しいメンバーで活動していくことになります。

食事

上進・入隊式の後は、各自で持ってきた弁当で昼食時間となります。組別にテーブル・椅子を協力して準備し、昼食の準備をしていきます。学校生活と同じで、こういう所で団体行動の基礎をつけていきます。

桜祭り

昼食のあとは、例年通り桜祭りとなりました。近年は桜の開花が早く例年であれば桜満開の時期のはずでしたが、今年は残念ながらまだ蕾という状態。桜の開花に合わせてとはいきませんでしたが、団ハウス敷地内の桜祭りで楽しんできました。

桜祭りではストラックアウト、スイカ割(ビーチボール)、前日に指導者達がロープワークで組んでくれた信号塔・ブランコ等の外遊びでそれぞれ楽しんでいました。

木材と丈夫なロープがあれば、信号塔とブランコのような仮設構造物をかなり丈夫に組み立てることができます。このような強度の出るロープワークはボーイスカウト活動の中で学んでいきます。カブ隊で体得するロープワークではこのような強度の高い構造物を組むところまではいきませんが、まずは基本からという事で、修得課目の中でその前の基本的なロープワークを体得していくことになります。

また例年のことながら、綿あめ製造機の出陣です。スカウトだけではなく、大人も頂いてしまう人気ぶりでした。

終わりのセレモニー

最後に終わりのセレモニーを終えて、隊ごとに分かれて解散となりました。次の活動からは各隊別に分かれて、それぞれ別のエリアで、様々な活動をしていくことになります。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。