ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

じゃがいも種芋植えと手旗訓練

本日の活動は団ハウス敷地内畑へのじゃがいも種芋植えと、手旗訓練を行ってきました。前半のじゃがいも種芋植えは団の全体行事なので、ビーバー隊(年中~小学2年生)、ボーイ隊(小学校6年生~中学校2年生)と合同での活動となりました。

集合・整列

まずは全体集合と整列後、はじまりのセレモニーから。団委員長からの挨拶やチャレンジ章(カブスカウト課程の選択科目)の表彰を行いました。セレモニー終了後に、いよいよ種芋植えの開始です。

じゃがいも種芋植え

種芋を植える前に種芋を植える深さや土被りの量等、スカウト達に説明をしていきます。深く埋めすぎると発芽が遅くなりますし、土被りが浅いと日光の影響が大きくなり美味しい芋ができないため、ここは非常に大事なところ。

スカウト達に植え方について周知後、ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊で並んで一気に種芋を植えていきます。マルチ(保温 ・保水 ・養分流出防止 ・雑草防除のためビニール)は事前に張っておき種芋を植える穴も空けておいたので、スカウト達がマルチの穴部分の土を掘って芋を植えて土を被せる、という順番で作業を進めていきます。

スカウト達はお互いに協力して、楽しみながら種芋を埋めていました。毎回の事ですが、土に触れながら色々と感じるという経験は、子供たちにとってはやはり純粋に夢中になれる活動のようですね。

今日は晴天でぽかぽかした暖かい1日でした。まさに土をいじるのに適した、とてもいい農作業日和となりました。ここ最近は寒い日が多かったので、天候に恵まれました。

全員の協力により、無事種芋植えを終了することができました。種芋植え後は使った道具(シャベル等)を洗って後片づけをし、今日の農作業は終了となります。今後は雑草の除去や水やり等、畑の手入れをしながら6月の収穫祭を待つことになります。

終わりのセレモニー・ゲーム

種芋植え作業後は終わりのセレモニーを行い、その後は隊ごとに分かれての活動となりました。

カブ隊の活動では、活動中に適宜遊びの要素を入れたゲームをよく行います。今日のゲームはモルック。モルック(投げる用の木の棒)を投げて、倒れたスキットル(地面に置いた木の棒)を倒して点を取っていくゲームになります。組対抗で勝負をして楽しんできました。モルックは誰でも簡単に楽しめて体格差が影響しないスポーツなので、学年差や性別の違いで体の大きさが違っても、一緒に楽しめる活動となっています。

手旗訓練

ゲームで楽しんだ後は手旗訓練に入ります。手旗信号とは紅白それぞれの旗を使い、望遠鏡・双眼鏡などで見える範囲で遠方への通信を行う視覚通信手段です。通信手段が発達した現代では日常生活で使用することはありませんが、通信設備がない環境や災害等で通信が遮断されるような環境等においては有用性が高いため、現代でも世界中で使用されているものになります。

ボーイスカウト活動においては手旗は大切なスキルの1つとなっているため、基本の型を繰り返し訓練し、体で覚えるように活動をしてきました。

午後の活動

カブ弁(各家庭で作ってもらったおにぎり弁当)を食べた後、午後の活動に入ります。まずはゲームから。午後のゲームはペタンクで楽しんできました。ペタンクとは赤い目標球(ビュット)に,ブール(重いボール)を投げ合って,相手より近づけることで得点を競うゲームとなります。ペタンクもモルックと同じで、誰でも簡単に楽しめて体格差が影響しないスポーツですので、スカウト全員で一緒に楽しめる活動となっています。

ゲームで楽しんだ後はまた手旗訓練を行いました。各スカウトの名前を手旗で示す訓練を繰り返して、体で覚えるように活動をしてきました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望がありましたら是非こちらまでご連絡ください。