ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

追跡ハイク準備等

サイン確認

今日はまず5月の追跡ハイクにむけた準備を行いました。

追跡ハイクとは、追跡ハイキングの略で、通常のハイキングとは少し違う野外レクリエーションゲームの1つとなります。

先発隊がサインとなるように残した手掛かりをたどって、組ごとに追跡者がその手掛かりを見ながら進んでいく、ゲーム化されたハイキングです。

そもそもは、偵察を兼ねた先発者が後から来る本体に安全なルートを示すために使った技能で、日本では忍者の得意技でした。草木や石の自然物を使いながら、仲間しか判らないサインを残して道しるべにしたようですが、時代も移り現在ではゲーム要素メインでスカウト達の人気プログラムになっています。5月の本番に向けて、サインの形や意味をみんなで確認しました。

サインは自然物(石・草・木の棒等)や人工物(ビニルテープ・リボン等)、既存の物にチョークで書く等、その時々で工夫して最適な物を使います。先発隊はそれらをうまく組み合わせて、追跡者に正しい道を残していきます。

色々学習した後に、団ハウス近くの緑地へ練習を兼ねて組ごとに移動。天気も良く、新緑が気持ちのいいコースでした。

今回のフィールドは街中なので、自然物を使ったサインは迷惑になりますし、また壊れてしまう可能性もありますので、主にチョークを使用しました。基本的にスカウト達にヒントは与えませんので、自分たちで考えて見つけながら進んでいきます。※各組毎に大人がついているので、危ない場面が生じないようにしています。

歩いて15分くらいで目的地に到着。ゴール地点で合流し、どの組も無事に到着しました。本番はもっと長いコースをスカウト達の判断で進んでいきます。組(学年の異なる3~5年生で構成、5年生がリーダー)で協力して、無事にミッションをクリアできるか、楽しみです。

食事・その他プログラム

団ハウスに戻ったあとは組ごとに食事をとり、午後のプログラムに取組みました。

主に取組んだのは計測です。自分の体のサイズ、身に着けている物の長さを計測し、その長さから他の物の長さを推定するスキルを体で覚えていきます。

自分の身長、手を広げた時の長さ、足のサイズ、ベルトの長さ等、今現在の基準寸法となる物はたくさんありますので、それを1つ1つ測って記入していきます。

それを元に団ハウス敷地内の様々な物の長さを推測してきました。最後は答えを発表します。どの組も、みんなとてもいい成績でした。頑張りました。1つの基準尺を元に他の物の長さを測るという考え方、経験はこれからも大事な考え方・スキルになってきますので、いい経験だったと思います。

5月には屋外料理も行うので、飯盒の基本的な使い方も学習してきました。うまく炊けるか、楽しみですね。

ゲーム

最後はいつも通りの組対抗のゲームで遊んできました。これはモルックという遊びで、モルック(投げる用の木の棒)を投げて、倒れたスキットル(地面に置いた木の棒)を倒して点を取っていくゲームになります。

 カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

 もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。