ボーイスカウト川崎53団カブ隊活動記録

ボーイスカウト川崎53団のカブスカウト達が一生懸命取り組んだ事、頑張った事などの活動記録です。

2024年スキーキャンプ 

コロナ禍でしばらく実施できていませんでしたが、4年ぶりに団行事としてスキーキャンプを実施してきました。場所は長野県小県郡にあるブランシュたかやまスキーリゾート。金曜日夜出発~日曜日夜到着の二泊三日の活動となります。

1月19日(金)夜

スキー場までは大型バスを1台チャーターしました。整列後に団委員長からスカウト達へ開始の言葉を頂き、スカウト・保護者・指導者・団委員全員が同じバスに乗り込んで目的地まで移動します。

一般道から高速道路に乗り、途中何度かトイレ休憩でサービスエリアに立ち寄りながら、宿泊先である姫木平自然の家を目指しました。

高速を降りて山の中に入っていくと段々と雪が目立つようになり、窓越しに寒気も感じように。川崎からは随分と遠くまで来たことが実感できるようになってきました。

高速道路が混んでいなかったので、渋滞することなく宿泊先に到着できましたが、それでもスカウト達にとっては既に普段の就寝時間よりも遅い時間。早々に着替えて就寝となりました。

1月20日(土) スキーレッスン

6時30分に起床、洗顔・着替え・朝食後、スキーウェアに着替えて朝のセレモニー。セレモニー後にスキー場までマイクロバスで全員を輸送しました。

スキー場1日目は、スカウトは現地のスキースクールにお世話になりました。事前にヒアリングしていたスキーのレベル(完全に初めてか、少しスキー経験があるか等)と学年等で班分けをし、1日目だけそれぞれの班にコーチについてもらう形で進めました。1日お世話になるコーチの方々に挨拶をした後、レッスン開始です。

スカウトの大半はスキー初心者でみんな最初は苦労していましたが、そこはさすがのプロコーチ。子供のレベルに合わせて的確な指導をして頂き、少しづつではありますが段々と形になってきていました。

昼食はゲレンデの中腹にある食堂でとりました。暖かい場所で暖かい食事を食べ、午後のレッスンへの鋭気を養います。

午前中はコース低層の比較的狭いエリアでのレッスンでしたが、食事のためにコース中腹まで登ってきたこともあり、午後は比較的長めのコースを滑りながらのレッスンとなりました。少しづつではありますが、みなそれぞれの上達ペースで、最初よりも確実に上手く滑れるようになっているのが見てとれました。荒天の中、全員とても頑張っていたと思います。

午後のレッスン終了後、全員でコーチの方々にお礼を言って、スキー場1日目のスキー滑走は終了となりました。全員最初よりも確実にレベルアップする事ができ、スカウト達にとっても有意義な体験だったと思います。

1月20日(土)宿舎内の活動

宿舎に戻り次第、冷えた体を温めるために風呂に入り、その後は屋内プログラムに入ります。夕食前には少しだけ頭の体操を行いました。「割り橋15本で本が載っても壊れない橋が作れるか?」をお題にし、スカウト同士で知恵を出し合ってきました。ご存じの方はいるかもしれませんが、「ダ・ヴィンチの橋」と呼ばれているものです。

色々と悩みながらも、くまスカウト(五年生)を中心にしたコンビは見事に課題をクリア。最後に隊長から全員に回答を見せて、頭の体操は終了しました。その後夕食を食べて、ナイトプログラムに移ります。

ナイトプログラムは、室内で組対抗のクイズ大会を実施してきました。正統派の〇✖クイズ、とんちクイズ、あるなしクイズ等を織り交ぜて出題し、それに対し組のメンバー同士で話し合って回答を決めていきます。

全ての問題を出した後に回答を発表し、一番正解率が高かった組を優秀組としました。クイズプログラムで盛り上がった後は、1名ずつスキー教室の修了証を渡していきます。みんな一日、本当によく頑張りました。この後は早々にトイレ・歯磨きを終え、就寝時間となります。

※実際には名前が記載されていますが、掲載写真は名前を消したものを使用
1月21日(日)グループ滑走

翌日21日(日)はスクールではなく、スカウトと指導者達とで一緒に滑る活動としました。スカウトを2グループに分けて、ぞれぞれのグループに大人がついて一緒にスキーを楽しみます。またリフトを乗り継いで、昨日は行かなかった頂上まで登ってみることにしました。

上達速度やレベルには個人差は当然ありますが、みんなそれぞれのペースで、1日目よりは確実に滑れるようになっているのが感じられました。スカウト自身も、今回のスキーキャンプを通じて成長を実感できたのではないでしょうか。あいにく2日間とも晴天とはいきませんでしたが、そのような環境の中でも、全員とても頑張っていたと思います。

午前中はスキーを楽しみ、その後に暖かい場所で昼食タイム。みんな楽しそうに過ごしていました。昼食後は宿舎に戻り、帰り支度となります。

終わりのセレモニー・帰路

宿舎に戻り次第制服に着替えて、終わりのセレモニーを実施。最後に集合写真を撮影後、バスで帰路につきました。

高速道路の渋滞が心配されましたが、渋滞にはまることなく予定よりも早く川崎に到着。全体集合後に解散し、2024年のスキーキャンプは終了となりました。

カブスカウト隊では小学校3年生~5年生を対象にして、それぞれの学年からなる「組」(3年生~5年生の学年の異なるスカウトで構成、5年生がまとめる)を単位とし、様々な活動を行っています。素直である事、自分のことは自分でする事、互いに助け合う事、幼いものをいたわる事、進んでよい事をする事、を基本的な価値観としながら、子供達が一緒に色々な体験・挑戦できる場となっています。

もし少しでも興味がある、少しだけでも見てみたい、一度体験してみたい等の希望があればこちらまでご連絡ください。